ナノ炭素研ニュース

    ナノダイヤに関する研究論文掲載・特許成立のお知らせ

    No. 352. “Carbon structure in nanodiamonds elucidated from Raman spectroscopy,” Korepanov, V.; Hamaguchi, H.; Ōsawa, E.; Ermolenkov, V.; Lednev, I. K.; Etzold, B. J. M.; Levinson, O.; Zousman, B.; Epperla, C. P.; Chang, H.-C., Carbon, 2017, 121, 322-329.

    No. 351. “Unusual water hydrogen-bond network around hydrogenated nanodiamond,” Petit, T.; Puskar, L.; Dorenko, T.; Choudhury, S.; Richter, E.; Burikov, S.; Laptinskiy, K.; Brustowski, Q.; Schade Ulrich, Yuzawa, H.; Nagasaka, M.; Kosugi, N.; Venerosy, A.; Girard, H.; Arnault, J.-C.; Ōsawa, E.; Nunn, N.; Shenderova, O.; Aziz, E. F. Accepted for publication J. Phys. Chem. C, in press.

    No. 350. “Biocompatibility Assessment of Detonation Nanodiamond in Non-Human Primates and Rats Using Histologic, Hematologic and Urine Analysis,” Moore, L.; Yang, J.; Lan, T. T. H. ; Ōsawa, E.; Lee, D.-K.; Johnson, W. D.; Xi, J.; Chow, E. K.-H.; Ho, D. ACS Nano 2016, 10, 7385-7400.

    ナノダイヤ開発に関する解説掲載のお知らせ

    No. 215. 「2.6nmダイヤモンドの再発見と開発」大澤映二、NEW DIAMOND2017、33、No.4、 p.11-15.
    No. 213. 「炸薬爆轟によるナノダイヤモンド生成と応用」大澤映二、粉体技術、2017、9No.7、577-583.

    爆轟反応の問題点

    爆轟反応の問題点(pdf)

    新製品「煙霧状無水ダイヤモンド超微細粉末(Fumed diamond)」発売予告

    新製品「煙霧状無水ダイヤモンド超微細粉末(Fumed diamond)」発売予告(pdf)

    ナノアマンドのキャラクタリゼーションが急進展!

    ナノアマンドのキャラクタリゼーションが急進展!(pdf)

    2.6nmナノダイヤモンドの商品形態

     現在2.6nmダイヤモンドの最終仕上げを急いでいるが、性質が向上して安定化し、取り扱いも容易になったので、製品ラインアップを以下のように改良した:
       水性コロイド溶液­標準濃度2.5%
       ソフトヒドロゲル­標準濃度13%
    標準商品は依然として水溶液であるが、最近明らかになった「希釈凝集・濃縮分散」現象を考慮に入れて、濃度を従来の2.0%から、絶対安全濃度2.5%に引き上げ、200ml入り瓶詰品に変更した。

    平均直径2.6nmナノダイヤモンドの安定生産達成!

     当社は、2006年に一桁ナノサイズ超微小ダイヤモンドの分散体の販売を開始したが、当初は粗製凝膠体のミリング解砕において、最後に残る2,3量体の粒子間結合が異常に強く、完全解砕が困難であった。しかし、ここ数年の間に、解砕技術が進み、平均直径が急速に減少して、2013年に初めて最小値2.6nmを観測した。2016年後半になって、この値が頻繁に出現するようになり、同年11月に入ってからは、ほぼ定常的に2.6±0.4 nmを再現できるようになった。これ以下の値が出現しないことから、完全解砕がほぼ達成されたと考えている。
     もう一つの問題点として、ミリング解砕媒体として用いるジルコニア(ZrO2)が、解砕終期に露出したナノダイヤによってナノ粒子として削り取られて、混入し、その除去が困難であった。ZrO2は、無害無毒で、混入量もナノダイヤの0.3%に過ぎず、粒子個数としては0.01%以下であったので、実用的には問題なかったが、最近クロマト法除去の可能性が浮上し、鋭意研究中であり、間もなく精製が終了する見通しである。

    相談・通報等受付窓口設置のお知らせ

    競争的資金等取扱規程の運用等に係る相談、競争的資金等の不正使用に係る告発、競争的資金等の執行に係る不正使用情報の通報及び研究活動における不正行為に係る通報等の受付窓口の設置について

    文部科学省大臣決定の「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(平成26 年2 月18 日改正)及び「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26 年8 月26 日)を踏まえ、競争的資金等取扱規程の運用等に係る相談、競争的資金等の不正使用に係る告発、競争的資金等の執行に係る不正使用情報の通報及び研究活動における不正行為に係る通報等の窓口を下記のとおり設置しましたので、お知らせします。

    相談・通報等の受付窓口
    株式会社ナノ炭素研究所
    〒386−8567 長野県上田市常田3−15−1信州大学繊維学部AREC内
    電話  0268−75−8381 
    (電話受付時間は、平日9:00〜17:30です。)
    FAX 0268−75−8551
    電子メール office(at)nano-carbon.jp
    ※ スパムメール対策のため、(at)を@に変換してください。

    【留意事項】
    通報された情報は、必要な調査等を行うためだけに使用し、他の目的に使用
    することや公開することはありません。また、通報者が通報を行ったことを
    理由に不利益な取扱いを受けることはありません。
    通報された情報に関して、より詳細な情報や調査への協力をお願いする場合
    があります。
    調査の結果、悪意に基づく通報であると判明した場合には、通報者の公表、
    懲戒処分、刑事告発その他必要な措置を講じることがあります。

    [1月]2014 MRS春季大会 (4月、San Francisco, CA)2回目のナノダイヤモンドシンポジウム開催
              Nano Tech 2014(東京ビッグサイト、2014年1月29-31日)に出展

    NEWS

    ☆2014 MRS春季大会 (San Francisco, CA)の中で、 2回目のNanodiamond Symposium (番号PP)が開催され、大澤がLead Organizerを務める。Technical Program公開は1月中の予定だが、シンポジウムPPの冒頭講演者には篠原久典教授(名大理)が選ばれた。本大会は2014年4月21−25日に行われ、全体で60のシンポジウムが平行進行し、6000人が出席すると見込まれる。

    ☆「キラリ輝く・長野県企業セレクション38社」、平成25年12月20日(財)浅間リサーチエクステンションセンター発行、30頁に当社が掲載された。


    ☆Nano Tech 2014(東京ビッグサイト、2014年1月29-31日)に出展。JSTのご厚意によって、JSTブース(小間番号6V-16、ブース内展示番号8)に、以下の展示をおこなう。

    「ナノダイヤ肌の湿潤剤ゲル」
    (1)ナノダイヤコロイド水溶液
    (2)お土産、15mlスプレー容器入り同水溶液40本


    「ナノダイヤ入り非油系自動車エンジン液」
    500ml 透明細口ガラス瓶、ナノダイヤのエチレングリコール溶液500ml

    「ナノダイヤ入り一般小型モーター用非油系潤滑液」
    (1)プロピレングリコール溶液
    (2)お土産、15mlスプレー容器入り同水溶液40本


    「ナノダイヤ入りスキー・スノボ滑走ワックス」
    (1) 一般向けおよび競技者用ナノダイヤ入りオリジナルスキーワックス
    (2)お土産、一般向けxナノダイヤ入りオリジナルスキーワックス、15g入り40本


    これらの展示品は、2012-2013年JST A-STEP助成金によって開発したナノダイヤモンドによる新しい潤滑構想「ナノころ潤滑」の応用製品である。



    学会発表予定
    第46回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム(2014年3月3-5日、東大本郷)
    1.オーラル “Dispersion of detonation nanodiamond: A progress report,” Shuichi Sasaki, Ryoko Yamanoi & Eiji Ōsawa.
    2.ポスター “Hydration of nanodiamond surface revisited: intercalation hypothesis,” Ryoko Yamanoi, Shuichi Sasaki & Eiji Ōsawa.


    論文発表

    採択決定
    “Three-dimensional model for phonon confinement in small particles: quantitative bandshape analysis of size-dependent Raman spectra of nanodiamonds,” Korepanov, V. I.; Witek, H.; Okajima, H.; Ōsawa, E.; Hamaguchi, H. J. Chem. Phys. in press.

    インターネット版公開
    “The impact of structural polydispersity of the surface electrostatic potential of nanodiamond,” Barnard, A. S.; Ōsawa, E. Nanoscale 2014, 6(2), 1188-1194.

    “Wigner energy of nanodiamond bombarded with neutrons or irradiated with γ radiation,” Cataldo, F.; Angelini, G.; Révay, Z.; Ōsawa, E.; Braun, T. Carbon DOI:10.1080/1536383X.2013.858131, posted online: 08 Jan 2014.


    依頼原稿
    「金属に匹敵する強度を持つプラスチック」大澤映二、Plastic Age (日本語), 4月号掲載予定。

    [11月]汎用結晶性ポリマーマトリックス中へのナノダイヤモンド一次粒子均一分散試験成功

    NEWS

    ♦ポリエチレンテレフターレート(PET)、ナイロン6など汎用結晶性ポリマーの固体マトリックス中に、爆轟法ナノダイヤモンド一次粒子を均一に分散させる汎用的方法の開発試験に初めて成功した。特許申請準備中。

    ♦ナノころ潤滑構想展開用に、兼ねて独自に設計・製作していた転がり摩擦係数測定装置(極低負荷摩擦摩耗試験機)のハードウエアが2013年3月に完成していたが、Lissajous図形を用いる独自の解析ソフトウエアを作り上げた。2014 Nano Tech展(東京ビッグサイト、2014年1月29-31日)JSTブースに於いて発表予定(佐々木)

    ♦爆轟法ナノダイヤモンド凝膠体のビーズミリング解膠の際に、解砕メディア(ジルコニアZrO2)の損耗によるジルコニアナノ粒子が、目的物であるナノダイヤモンド一次粒子に混入する。汚染防止の第一歩として、蛍光X線内部標準法によるナノジルコニア粒子の半定量分析法を確立した(山野井)。



    論文発表など
    ☆採択決定
     “The impact of structural polydispersity of the surface electrostatic potential of nanodiamond,” Barnard, A. S.; Ōsawa, E. Nanoscale in press.

    ☆投稿完了
     “Three-dimensional model for phonon confinement in small particles: quantitative bandshape analysis of size-dependent Raman spectra of nanodiamonds,” Korepanov, V. I.; Witek, H.; Okajima, H.; Ōsawa, E.; Hamaguchi, H., submitted for publication in Nano. Lett.

    ☆本の分担執筆契約
     松尾豊監修:《フラーレン誘導体・内包技術の最前線》、第一章第一節「フラーレンの発見と生成機構」大澤映二、CMC出版