平均直径2.6nmナノダイヤモンドの安定生産達成!

 当社は、2006年に一桁ナノサイズ超微小ダイヤモンドの分散体の販売を開始したが、当初は粗製凝膠体のミリング解砕において、最後に残る2,3量体の粒子間結合が異常に強く、完全解砕が困難であった。しかし、ここ数年の間に、解砕技術が進み、平均直径が急速に減少して、2013年に初めて最小値2.6nmを観測した。2016年後半になって、この値が頻繁に出現するようになり、同年11月に入ってからは、ほぼ定常的に2.6±0.4 nmを再現できるようになった。これ以下の値が出現しないことから、完全解砕がほぼ達成されたと考えている。
 もう一つの問題点として、ミリング解砕媒体として用いるジルコニア(ZrO2)が、解砕終期に露出したナノダイヤによってナノ粒子として削り取られて、混入し、その除去が困難であった。ZrO2は、無害無毒で、混入量もナノダイヤの0.3%に過ぎず、粒子個数としては0.01%以下であったので、実用的には問題なかったが、最近クロマト法除去の可能性が浮上し、鋭意研究中であり、間もなく精製が終了する見通しである。